- 沖縄移住をしたら後悔する?
- 沖縄移住の現実を知っておきたい
- 実際に移住した人の本音が知りたい!
沖縄移住に憧れている人は多いですが、実際に移住した人の後悔や本音も知っておきたいですよね。
楽しく暮らしている人もいる一方、失敗して帰っていく人が多いのも事実です。

私も1度目の移住は失敗して、1年半で本州へ帰りました。
2度目の移住をして今でも住んでいますが、本音を言うと今すぐ本州に帰りたいです。
まさに現在進行形で悩んでいる私が、リアルに感じている「沖縄移住の後悔」についてまとめました。
沖縄移住に挑戦する方、不安に思っている方はぜひ一度目を通して、自分は大丈夫かどうか考えてみてください!


私:アラサー
主人:アラサー
息子:3歳(移住時1歳)
沖縄移住は後悔してる?体験談



はい、後悔しています!帰れるなら帰りたいですね~(遠い目)
最初に言っておきたいのですが、沖縄が悪いとか嫌いとか悪口を言うつもりは無いんです。
沖縄は素晴らしい場所ですし、何十回も旅行するほど大好きでしたし、今でも大好きです。
後悔・失敗の原因は私自身のライフスタイルや考え方にあるので、沖縄のせいではありません。
あくまで私の失敗談であって、沖縄が悪い・嫌いということではないのでご理解ください!
私は2回沖縄移住を経験しており、1度目は単身、2度目は家族で移住しています。
1度目の移住は26歳のときで、本州での仕事を辞めて移住しました。
- 大好きな沖縄に一度は住みたい
- やり直しがきく若いうちに挑戦したほうが良い
単身のときは自分の都合だけで自由に好きなことができたので、海に行ったり観光名所を巡ったり、飲み歩いたり…。
貯金の切り崩しと失業手当で生活しながら、資格の勉強もしていました。
すごく楽しかったのですが、最終的には給料が低いことがネックになり、1年半で帰りました。
ではなぜ2度目の移住をしたかというと、結婚したいと思った人がまさかの沖縄出身の人だったからです。


旦那は沖縄の企業に勤めていて転勤で関西に来ていました。
転勤が終われば、そのうち沖縄の本社に帰ることになると聞かされていたので結婚するか悩みましたが、好きになったものはしょうがないですよね…。そのときは(笑)



まぁ、1度目の移住も楽しかったしなんとかなるよ!
と自分に言い聞かせて不可抗力で2回目の沖縄移住となったわけです。
1回目2回目合わせて後悔した理由を詳しく紹介します。
シンプルに飽きる


沖縄は小さな島なので、遊びに行くところもかなり限られます。
娯楽施設はほとんどなく、遊園地や大きい動物園もありません。
海が綺麗で魅力的ですが、海に飽きたら…なかなか他に楽しむものが見つかりません。
単身の時はよく泳ぎに言ったりダイビングをしていましたが、家族で移住後はたまに子供を連れて水遊びにいくぐらいです。
正直、海に対しての目新しさはなくなります。
限られた土地に新しいお店や飲食店がどんどんできるわけでもなく、いつも行くお店、いつも行くショッピングセンター…。
行くところが限られるのでシンプルに飽きます。
本州にいる時は少し足を延ばせば、行ったことのないお店やショッピングモール、娯楽施設があり「週末はどこへ行こうかな」と沢山の選択肢があります。
しかし沖縄は基本的には沖縄の中だけなので、選択肢が少なく同じところを仕方なくローテーションしています。
県外に出るには飛行機で行くことになるのでまとまったお休みが無いといけないので、気軽に出かけられません。
なかなか実家に帰れない


本州へ帰るには飛行機にのることになるので、気軽に帰ることができません。
これは家族で移住後に強く感じる後悔ですが、子供を本州の祖父母に合わせてあげられないことがすごく残念です。
フルタイムで働いているため、長期休みは年末年始とゴールデンウィークのみ。
ゴールデンウィークは飛行機代がめちゃくちゃ高くて、家族3人で帰ると150,000円程かかります。(悲鳴)
年末年始は、旦那の実家でお正月の集まりがあるため様子を見ながら帰れるか帰れないか…帰れない!(涙)
有給は子供の発熱で使い果たしてしまうし、まとまった休みが取れず実家に帰ることができません。
本州にいる時は実家から近い場所に住んでいたので、子供を祖父母に預けて自分の時間をつくることもできました。
祖父母も喜ぶし、自分もリラックスできたのですが、沖縄にいるとそれもできず…。
1年に1回帰れればいい方なので、実家に気軽に行ける場所に住みたいな…と思います。


友達に会えない


仲の良い友達はみんな本州にいるので、気軽に会うことができません。



自分以外で集まっているインスタを見ると寂しいものです。
「また沖縄に遊びにいくからね~!」は信用してはいけません!笑
まぁ、本当に来てくれる子もいましたが、一人1回だけですね(断言)
自分が気軽に本州に帰れないように、友達だって沖縄にはそうそう来ません。
沖縄で友達ができればいいのですが、大人になってから友達ってなかなかできませんよね。
ママ友ぐらいの距離感のひとなら何人かできましたが、気軽に遊びに誘ったり愚痴を言ったり相談をしたり…そんな間柄になれる人はそうそうできません。
やっぱり昔から良く知っている友達と会いたいのですが、本当に会えません。



もう何年も本州の友達に会ってない
自分の世界が家族と職場だけになってしまい、寂しい思いをしています。
給料が低い


沖縄2021年の最低賃金は、全国平均930円に対して、全国最低の820円です。
ちなみに東京都の最低賃金が1,041円、大阪府が992円ですが、それぞれ8時間働いた最低賃金を出してみると
- 東京都:8,328円~
- 大阪府:7,936円~
- 沖縄県:6,560円~
同じコンビニのバイトをしていても、これだけの差がでてきます。
これは、決してアルバイトだけではなく正社員でも同じ傾向で、かなり給料が低いです。
私が一度目の移住に失敗したのはこれが一番の原因でした。
低いとは知っていましたが、いざ就職するとなると納得することができず、本州に戻って働くことにしました。
2回目の移住をしてからも正社員で働き始めましたが、本州にいた時に比べ給料がほぼ半分になりました。
同じ時間拘束され働いているのに給料は半分…。
仕方がないことですが、本州にいたらもっと稼げたのになぁとガックリきます。


沖縄の親戚付き合いが辛い


これは、沖縄の人と結婚して移住する人に限られますが、沖縄は親戚付き合いがかなりディープです。
行事の数も多いですし、行事の規模も大きいのでやることがたくさんあります。
親戚がたくさん集まってみんなで飲食する機会が多いので、女性は料理を作ることが多くなります。
- 大きいボウルに山盛りになったシイタケを延々薄切りスライスしていく
- 大量の豚の内臓を何度も何度も丁寧に洗う
- 大量の揚げ物を1時間以上揚げ続ける
なんか給食のおばちゃんになった気分です。
そして配膳やお酒のお世話は女性の仕事。
男性はお酒を飲みながら楽しくワイワイやっているまわりで女性はパタパタ動き回りお世話をします。



自分のことぐらい自分でせぇよ!!
い、いっけな~い!郷に入れば郷に従えですよ!これが沖縄の文化でルールなのですから、嫁に来た以上文句は言えないのです。
私が本州にいたときの親戚付き合いや親戚の集まりとは違いすぎて、正直疲れます。
本州に住んでいる夫婦がわざわざ来ることは少ないので、あぁ私も本州にいればなぁ…と思ってしまいます。
趣味のネットショッピングができなくなった


沖縄ではネットショッピングが気軽にできません。
- 沖縄は送料無料対象外
- 沖縄への送料は2000~7000円
- 沖縄へは配送不可
どの通販サイトでも沖縄への配送は送料がかかり、しかも2000円以上するなんてザラです。
商品代金より送料の方が高いなんてことも頻繁に起きますし、気軽に購入することができません。
私は本州にいる時はネットショッピングが大好きで趣味の一つだったんですが、沖縄に来てからはほとんどできなくなりました。
郵便局のメール便で送れるようなものは、沖縄でも送料無料で送ってくれることが多いです。
あとはAmazonだと条件次第では送料無料で購入できます。
このように沖縄でネットショッピングをするにはかなり限られた商品しか送料無料で購入できず、気軽に使うことができません。
沖縄移住を後悔・失敗する人の特徴まとめ
私の経験から沖縄移住に後悔・失敗する人の特徴をまとめてみます。
- 沖縄のスローライフを楽しめない人
- 実家が好きな人
- 沖縄に友達がいない・作れない人
- お金は重要と思っている人
- 沖縄の嫁になる覚悟の無い人
- ネットショッピングが好きな人
理由は上記で挙げた通りですが、これらに当てはまる人は沖縄での生活に不満を持つかも…。
実際に私は、これが理由で沖縄移住を後悔しています。
私は沖縄の人と結婚してしまっているし、後悔してもなかなか本州に戻ることができないので、これらを受け止めて生きていくしかありません。
沖縄は素敵な場所で楽しいことも沢山ありますが、本州ではできていたことが簡単にできなくなるということも知っておいてください。
沖縄移住に踏み出す前に、これらの内容を踏まえて自分がやっていけそうかチェックすることをおすすめします。
沖縄移住をするにしても諦めるにしても、後悔の無い決断ができるといいですね♪参考になれば幸いです。

